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フリーランサー花子の日記

突如、意図せずフリーランサーになったアナログ人間の花子。休みの多さに戸惑いながらも浮き草のような日々に身を任せております!

利益を生み出せない事務員としての虚しさの中、自分でお金を稼ぐことの面白さを知った日

どんなに忙しく働いても事務員が直接会社の利益を生み出す訳ではありません。

 

私が利益に対して直接関与できることと言えば経費の節減、そして内勤者としての全ての仕事を引き受け、男性社員達には売上拡大に注力してもらうことくらいでした。

 

そんな時、ある男性社員が書類作成に手間取っていました。

その書類は会社からテンプレートとして渡されていたもので男性社員の仕事として割り振られていた書類でした。

 

私は男性社員の意見を聞いてから、入力に30分程度かかっていたテンプレートを崩すことなく次回からは5分以内で終わらせる方法を考えることにして、とりあえず会議のない休日に自宅に持ち帰って作業を始めました。

 

本やネットを参考に見事に5分以内に入力できる方法を考えデータを完成させたところに知人が遊びに来ました。

 

その知人は私よりもそういったことに詳しい人だったこともあり、会社の情報となる部分だけ削除しデータを見てもらうことにしました。

 

その知人は「すごい!頭いい!」と言いました。

 

私は「そんなことないよ!」と謙遜しました。

 

知人が「こんなこと普通は思いつかない!才能がある!」と言うので、私も調子に乗ってきて「そうかなぁ~(#^^#) そうかも(^◇^)」みたいなことを言っていました。

 

そして知人が「この才能を会社の中だけで使うのはもったいない!日本中の人に見てもらおう!!」と言ってきました。

 

私の才能を日本中の人に見てもらう?どういうことだろ?そもそも才能がないのだけど・・・。

 

私は何が何だかわからずポカンとしていました。

 

知人は言いました「とにかくサイトを作るべきだ!!!」と。

 

しかし10年前の私にそんな知識はありませんでした。

 

知人はソフトと何やら難しそうな本を何冊か持ってきました。

 

説明書やら分厚い専門書やらを読むのが苦手な私は躊躇しました。

 

知人は、そんな私に口頭で簡単に説明してくれました。

 

なんとなくその説明だけでサイトを作れる気がしてきました。

 

知人が帰ってから、私は早速サイトを作ってみることにしました。

 

わからないながらもネットで調べつつ数ページ分ができあがりました。

 

ただ、それで正解なのかどうかわからなかったため、知人にメールして見てもらうことにしました。

 

本は読まなかったので、ちゃんとできているのかどうかも自分でもよくわからないということを記載したところ「本を読まずに作ったのか!天才じゃないのか!ちゃんとできている!!」と返信が届きました。

 

私はどちらかというと頭が良くないほうなので、意外なほどの高評価に驚きました。

 

そんなこんなで、私のサイトは日本中の人に見てもらえるというところまでは程遠かったものの、それでも日本の一部の人には見てもらえるようになりました。

 

そして初めてのサイト作成から2~3か月くらいで少しですが成果もあがり、自分でお金を稼ぐことの面白さに目覚めてしまいました。

 

金額にすると月に数千円程度の利益でしたが、自分で書いた文章を読んで申し込みをしてくれる人が月に数名いることに、この上ない喜びを感じました。

1件の申し込みにつき300円という報酬でしたが、この300円というお金をこれほど重く感じたことはありませんでした。

 

こんなに嬉しく感じたのは私が直接利益を生み出すことのできない事務という間接部門にいて虚しさを感じていたからだと思います。

 

金額云々より、見てくれている人がいるというのが何より嬉しかったのです。

 

このころ既に仕事が忙しかったこともあり、頻繁に更新することができなかったためか、年に数万円程度の利益にしかなりませんでしたが、これが後のフリーランサー花子としての最初の第一歩だったのだと思います。

 

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